パイプの加工方法
(1)
荒削りを終えた麺棒を精度よく仕上がり寸法に近づけるため、アルミのパイプを用いてサンデング
を行う。
外径30mmのパイプを背割りして、(パイプに縦方向に金鋸で切れ目を入れると内径は少し縮まる)
木栓(3,4,5)をパイプの中に叩き込む。
内径を27.5φにするには、3と4の木栓を、内径を29mmにしたい場合には3,4,5の木栓を
順次叩き込んでいく。
中仕上げの精度はこのアルミパイプの精度にかかってくる。
背割りをしないパイプに棒を通して精度のチェックをしても良いが、きつく嵌って抜けなくなる恐れがある。
パイプの内側は、切ったときに出るバリを取り去って平滑にしておくこと。(木肌を傷めぬように)
パイプの加工方法(2)
paipu
最近はDIY店やAmazonで30cmの長さ程度に切断したアルミパイプが入手
できる 出来るようになったので参考までに記します。
外径 外径mm) | 厚さ(mm) | 内径(mm) | 販売長さ(mm) | 参考価格(円) | 販売元 |
32 32 |
1.5 | 29 | 300 | 351円 + 送料 | モノタロウ |
35 |
2.0 | 31 | 300 | 1880円 | Amazon |
38 |
1.5 | 35 | 300 | 1970円 | Amazon |
注記) アルミパイプの内径は制作する麺棒の径 + 1.5〜2.0mmが目安となる。
出来る
27.5mmの内径にするためには、3,4の木栓を差込み、2の棒を金槌で叩いて反対側に押し出す。
丈夫な台の上にタイルカーペットを敷き、パイプの端部を傷めないようにして、木栓を打ち込む。
パイプの加工方法