美味しいそばの条件


美味しいそばの要因図

そばとワインは共通点が多々ある。
ソムリエならぬソバリエ(自称そば通)は、そばを食べる前に、そば汁を少量、蕎麦猪口に取り、
ワインのテイスティングをするように口元へ持っていき、少し口に含んで味を確かめる。

次にそばを2,3本箸でつまんで持ち上げ、長さを確認し、口に運んで食感を味わう。
そして納得のいくものであれば、そばと自分の舌に満足し、そうでなければ、原因を見極めるため
もう一つまみ、口に入れる。

そばとワインは口に入るまでの工程を詮索できる食べ物、飲み物という点でお互いよく似ている。
ワイン通がワインの色と香りから、南仏の眩しい太陽を連想するように、そばの香りから、山間の
緩い起伏のそば畑一面のそばの花を連想する。

そばの味にうるさくなる程、種まきから収穫、貯蔵、製粉までの知識が必要になってくる。
そばの味を極めようとすれば、自家栽培から自家製粉まで手がけるようになるといわれているが、
そばのすべてを知らないと思った通りのそばが打てないことから当然の成り行きなのであろう。