記号 単位           計算式
醤油の量 A リットル 18     赤字が設定値
醤油の比重 A1 1.18
醤油のBrix値 A2 0.36
砂糖の量 B kg 4
砂糖の量比重 B1 1.6
味醂の量 C リットル 1.8
味醂の比重 C1 1.2
味醂のBrix値 C2 0.45
加水量 W リットル 0 (湯煎で蒸発させる場合はマイナスの値を入れる。)
かえしの量 E リットル 22.45 E = (A*A1 + B + C*C1)/E1
かえしの比重 E1 1.22 E1 = (A*A1 + B + C*C1 )/(A + B/B1 + C )
かえしのBrix値 E2 0.46 E2 = (A*A1*A2 + B + C*C1*C2 )/(A*A1 + B + C*C1 )
だし汁の量 D リットル 67.35
だし汁のBrix値 D2 0.02
そば汁のBrix値 F2 0.15 F2 = (E*E1*E2 + C*C1*C2 + D*D2)/(E*E1 + C*C1 +D + W)

EXCEL等の計算ソフトに上の計算表を作ることをお勧めする。
赤文字の箇所を変えることにより、種々の配合のシミュレーションを表の上で行うことが出来る。

                  追加、訂正 ('071009)
                   式をだし汁を湯煎して水を蒸発させた場合に対応させた。

1.かえしとそば汁のBrix濃度を求める

かえしとだし汁を混ぜてそば汁を作る前に、かえしとだし汁のBrix濃度を求めておくと、調合の割合を
数値をもとに探っていくことが出来る。
「手持ち屈折計(アタゴN-20E)」があればよいが、ない場合は計算式を用いて推測することが出来る。
藤村和夫著「だしの本」p209〜p210の計算式によるが、湯煎で水を蒸発させる場合、あるいは水で薄める場合を考えて、F2を求める式を修正した。

2.一流そば店の味にせまる